消火器は設置して終わりではなく、定期的な点検で機能を保ちます。外から見る点検と、分解して中を見る点検の二本立てで理解しましょう。
先生、消火器の点検ってどんなことするの?
眺めるだけじゃないよね?
大きく二種類あるのよ。
まず外から確認する外観点検ね。
ここが基本になるわ。
外観点検では、具体的にどこを見ますか。
設置状況、容器の変形や腐食、指示圧力計が緑色か、安全栓の封、ホースやノズルの詰まりなどよ。
中まで開けて調べる点検も、あるんですかぁ?
あるわ。
分解して内部や部品を確かめる機能点検ね。
より詳しく状態を見るの。
機能点検はいつから始めるのでしょうか。
目安がありますよね。
製造からの年数が目安よ。
おおむね加圧式は製造後3年、蓄圧式は製造後5年を経過したものから内部点検を始めるの。
点検した結果って、どこかに報告するの?
ええ。
結果は消防長等へ報告するの。
特定防火対象物は1年に1回、その他は3年に1回が原則よ。
外観でざっと、機能でみっちり、そのあと報告……流れがつかめてきた!
その流れが大事。
点検の種類と着眼点をセットで覚えましょうね。
確認クイズ
消火器の点検に関する記述として正しいものはどれか。
- 外観点検では必ず容器を分解する
- 機能点検は分解して内部の機能を確認する
- 蓄圧式の内部点検は製造後1年から始める
- 点検結果の報告義務は一切ない
こたえを見る
正解: 2. 機能点検は分解して内部の機能を確認する
正解は2。機能点検は分解して内部を確認します。外観点検は分解しません。内部点検開始の目安は加圧式が3年、蓄圧式が5年です。