古い加圧式消火器が使用時に破裂する事故が問題になりました。なぜ破裂に至るのか、どう防ぐのかを理解することは、点検実務と安全の両面で重要です。
せんせぇ、古い消火器が破裂した、というニュースを聞いたことがあります。
怖いですぅ……。
実際にあったのよ。
とくに古い加圧式の消火器で、使用時に破裂する事故が問題になったの。
なぜ加圧式で起こりやすいのでしょうか。
加圧式はレバーを握った瞬間に急に高い圧力がかかるでしょう。
容器が腐食して薄くなっていると、その圧力に耐えられず裂けてしまうの。
どこがさびやすいの?
下の方が危ないって聞いたけど。
そう、水がたまりやすい底部が要注意ね。
とくに屋外や湿気の多い場所、塩分のある海の近くで腐食が進むのよ。
対策としては、どのような点が重要になりますか。
まず腐食や変形のある古いものは、加圧して操作せず、そのまま廃棄すること。
むやみにレバーを握らないのが鉄則よ。
古い消火器は、点検も特に念入りにするんですかぁ?
ええ。
製造から年数が経ったものは点検を強化するの。
そして安全性の高い蓄圧式への転換が進められているのよ。
要は、さびた加圧式は握らずに処分、これからは蓄圧式ってことか!
その理解でばっちり。
安全がいちばんだからしっかり覚えておいてね。
確認クイズ
加圧式消火器の破裂事故と老朽化対策に関する記述として正しいものはどれか。
- 腐食した古い加圧式でも操作して使い切るべきである
- 破裂は主に容器の腐食による強度低下が原因となる
- 屋内の乾燥した場所ほど腐食が進みやすい
- 老朽化対策として加圧式への転換が進められている
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正解: 2. 破裂は主に容器の腐食による強度低下が原因となる
正解は2。破裂は容器の腐食による強度低下が主因です。腐食したものは操作せず廃棄し、対策として蓄圧式への転換が進められています。