外観点検の次は、消火器を分解して中まで調べる内部及び機能の点検です。開始する時期が加圧式と蓄圧式で異なる点が重要です。
外観点検の次は、内部及び機能の点検を見ていきましょう。
今度は分解して中を調べるのよ。
分解!?
消火器バラすの?
なんかワクワクする!
ふふっ。
中の消火薬剤の性状…変色していないか、固まっていないか、量は足りているかを確認するの。
ふぇぇ、薬剤が固まっちゃうこともあるんですねぇ。
ええ、特に粉末は湿気で固まることがあるからね。
各部品やパッキンの状態も見るわ。
補足すると、加圧式なら加圧用ガス容器のガス量を、質量を量って確認するのですよね?
その通り。
総質量を秤で量って、規定より減っていればガスが漏れている証拠なの。
なるほど、重さで中身の量を見抜くのか!
賢いな。
で、これっていつから始めるの?
点検要領では、加圧式は製造年から3年、蓄圧式は製造年から5年を経過したものから始めるの。
加圧式が3年、蓄圧式が5年…えっと、蓄圧式のほうが後から始めるんですねぇ。
つまり、蓄圧式は構造上劣化が緩やかで、内部点検の開始が加圧式より遅い、という理解で合っていますか?
いい着眼点ね。
この『3年・5年』は試験でよく問われるから、しっかり覚えておいてね。
確認クイズ
消火器の内部及び機能の点検を開始する時期に関する記述として、正しいものはどれか。
- 加圧式は製造年から5年、蓄圧式は3年を経過したものから
- 加圧式は製造年から3年、蓄圧式は5年を経過したものから
- 加圧式・蓄圧式ともに製造年から10年を経過したものから
- 加圧式・蓄圧式ともに製造直後からすべて分解して点検する
こたえを見る
正解: 2. 加圧式は製造年から3年、蓄圧式は5年を経過したものから
正解は2。内部及び機能の点検は、加圧式が製造年から3年、蓄圧式が製造年から5年を経過したものから開始します。蓄圧式のほうが開始が遅い点に注意しましょう。数字を入れ替えた記述や10年・製造直後は誤りです。