消火器は薬剤を押し出す圧力の作り方で『蓄圧式』と『加圧式』に大別されます。乙6の学習の土台になる、いちばん基本の区別です。
先生、消火器の中身ってどうやって飛び出すの?
レバーを握るだけで出るの?
薬剤を押し出す圧力が要るのよ。蓄圧式は、本体容器に消火薬剤と圧縮ガス(窒素など)を最初から一緒に詰めておく方式なの。
補足すると、蓄圧式には指示圧力計が付いていて、内圧が正常な範囲(緑色)かをひと目で確認できます。
じゃあ加圧式は、どう違うんですかぁ?
加圧式は、別の加圧用ガス容器を内蔵していて、レバーを握るとその容器が開いてガスが噴き出し、薬剤を押し出す仕組みなの。
要は、ガスを最初から混ぜとくか、使うときにドンッて出すかの違いってこと?
その通り。
うまくまとめたわね。
どっちが多く使われているんですかぁ?
いまは蓄圧式が主流よ。
古い加圧式は経年劣化による破裂事故の例があり、点検が重視されているの。
補足です。
二酸化炭素消火器やハロゲン化物消火器は蓄圧式でも指示圧力計を付けません。
ここは例外として要注意です。
よっしゃ、圧力計あり=ふつうの蓄圧式、って覚えとく!
確認クイズ
蓄圧式消火器の特徴として正しいものはどれか。
- 加圧用ガス容器を内蔵している
- 指示圧力計が取り付けられている
- 使用時にガス導入管が作動する
- 本体容器に圧力がかかっていない
こたえを見る
正解: 2. 指示圧力計が取り付けられている
正解は2。蓄圧式は薬剤と圧縮ガスを同じ容器に充填し、内圧を示す指示圧力計が付きます。加圧用ガス容器を持つのは加圧式です。