消火器の分解整備で最も大切なのは安全確保です。とくに蓄圧式は内部に圧力が残っているため、手順を誤ると危険です。排圧から組立てまでの流れを押さえましょう。
先生、蓄圧式消火器を分解するとき、最初にすべきことは何でしょうか。
いちばん大事なのは排圧よ。
中に残った圧力を必ず抜いてから作業するの。
え、圧力残ったまま開けたらどうなるの?
キャップや部品が勢いよく飛ぶ危険があるの。
だから指示圧力計がゼロを指すのを確認し、排圧してから緩めるのよ。
キャップの緩め方にもコツがありますか。
いきなり全部外さないこと。
少し緩めて残圧が抜ける音が止まってから、ゆっくり外すのが安全なの。
中を開けたら、どこを点検すればいいんですかぁ?
気密を保つOリングやパッキンの劣化、薬剤の湿気や固化、変色などを確認するの。
薬剤が固まっていたら使えませんよね。
そう。
固化していれば詰め替えが必要よ。サイホン管の詰まりも一緒に見ておくといいわ。
組み立てるときは、キャップをギュッと締めればOK?
締めすぎも緩すぎもダメ。Oリングを傷つけないよう入れて、所定の締付けで組み立てるの。
加圧式なら加圧用ガス容器の取り扱いにも注意ね。
確認クイズ
蓄圧式消火器の分解整備に関する記述として正しいものはどれか。
- 残圧があるまま一気にキャップを外す
- 分解前に排圧し内圧がないことを確認する
- 薬剤の固化は放置してよい
- Oリングの点検は不要である
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正解: 2. 分解前に排圧し内圧がないことを確認する
正解は2。蓄圧式は分解前に必ず排圧し、指示圧力計がゼロであることを確認します。部品が飛ぶ危険があるため一気に外してはいけません。