消火器を分解・点検するには、各部の名称と役割を正確に言えることが前提になります。実技(鑑別)でも問われる基本の部品を確認しましょう。
せんせぇ、消火器の部品の名前、いつも自信がなくて……教えてくださいぃ。
一つずつ見ていきましょうね。
まず薬剤を入れる本体容器、握って操作するレバーが基本よ。
誤って作動しないための部品もありますよね。
それが安全栓。
ふだんはレバーを固定して、不時の放射を防いでいるの。
薬剤の通り道はどうなってるの?
レバーから先はホースだよね。
薬剤は本体下部からサイホン管で吸い上げられ、ホースを通って先端のノズルから放射されるのよ。
容器のフタみたいな部分は、なんて呼ぶんですかぁ?
口金を密閉するキャップね。
分解整備のときはここを緩めて内部を点検するの。
蓄圧式なら指示圧力計、加圧式なら加圧用ガス容器も部品として加わりますね。
そう、方式で付く部品が変わるの。
二酸化炭素消火器なら先端がラッパ状のホーンになるのも押さえてね。
本体・レバー・安全栓・ホース・ノズル・サイホン管・キャップ……声に出すと覚えやすいな!
その調子。
名称と役割をセットで言えるようにしておきましょうね。
確認クイズ
消火器の部品と役割の組合せとして正しいものはどれか。
- 安全栓は薬剤を吸い上げる管である
- サイホン管は不時の作動を防ぐ
- ノズルはホース先端で放射を整える部分である
- キャップは内圧を表示する計器である
こたえを見る
正解: 3. ノズルはホース先端で放射を整える部分である
正解は3。ノズルはホース先端で放射方向や形を整えます。薬剤を吸い上げるのはサイホン管、不時の作動を防ぐのは安全栓です。