ここまでの各消火器を、A火災(普通)・B火災(油)・C火災(電気)の適応で横断的に整理します。この早見の対応表が実技でも法令でも効いてきます。
先生、消火器いっぱい出てきて、どれがどの火災に効くのかごちゃごちゃしてきた!
ふふっ、大丈夫。
まず火災の記号を確認ね。A火災は普通火災、B火災は油火災、C火災は電気火災よ。
では薬剤ごとに整理しましょう。
水と強化液はどうなりますか。
水消火器と強化液消火器はA火災が中心。
ただし霧状にすればB・Cにも広がるのがポイントよ。
泡の消火器は、どこに効くんですかぁ?
泡はA火災とB火災。
ただし水分を含むので電気(C)は不適なの。
機械泡も化学泡も同じ考え方ね。
粉末は?
ABCって名前のやつは全部いけるんだよね?
そう。ABC粉末はA・B・Cすべて。炭酸水素ナトリウムなどBC粉末はB・Cのみよ。
二酸化炭素とハロゲン化物は、そろってB・Cという理解でよいですか。
その通り。二酸化炭素消火器もハロゲン化物消火器もB・C火災に適応し、A火災には不向きなの。
よし、『泡はAB、粉ABCは全部、CO2とハロンはBC』で丸暗記する!
その要約でぐっと解けるようになるわ。
表にして繰り返し確認してね。
確認クイズ
A火災・B火災・C火災のすべてに適応する消火薬剤はどれか。
- 機械泡
- 炭酸水素ナトリウム粉末
- りん酸アンモニウム粉末(ABC)
- 二酸化炭素
こたえを見る
正解: 3. りん酸アンモニウム粉末(ABC)
正解は3。りん酸アンモニウム粉末(ABC)はA・B・Cすべてに適応します。泡はA・B、炭酸水素塩粉末と二酸化炭素はB・Cが中心です。