水消火器のしくみと適応火災

水の冷却効果で普通火災を消す水消火器。棒状と霧状の違い、電気・油火災への適否を整理します。

編集・検証: 消防設備士乙6スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

もっとも身近な消火薬剤が水です。冷却効果にすぐれ、木材や紙などの普通火災に強い一方、油や電気には注意が必要です。放射のしかたによる違いも押さえましょう。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

せんせぇ、水の消火器って、ただ水が出てくるだけなんですかぁ?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

基本はそうよ。水消火器は水の冷却効果で火を消すの。
熱を奪って温度を下げるのが得意なのよ。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

放射方法には棒状と霧状がありますよね。
違いを整理したいです。

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

棒状は遠くまで届くけれど電気には不向き。霧状は表面を広く冷やせて、電気火災に適応できる場合もあるの。

黒崎 サニー(びっくり) 黒崎 サニー

え、水って電気ダメじゃないの?
マジで!?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

棒状はダメ。
でも霧状なら水滴が細かく連続しにくいので、電気火災に適応する製品があるのよ。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

じゃあ油火災は、水でもいけるんですかぁ?

緑川 カナ 先生(しょんぼり) 緑川 カナ 先生

それは危険。
油に水をかけると油が飛び散って燃え広がるので、水消火器は油火災には不適なの。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

つまり、水消火器はA火災(普通火災)が主で、霧状なら電気にも対応、油(B火災)は不適という理解で合っていますか?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

その理解で完璧。
よくまとまったわね。

黒崎 サニー(笑い) 黒崎 サニー

普通火災は得意、油はダメ、電気は霧状ならOK……よし覚えた!

確認クイズ

水消火器に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 主な消火作用は窒息効果である
  2. 棒状放射は電気火災に最も適する
  3. 霧状放射は電気火災に適応できる場合がある
  4. 油火災に特に適している
こたえを見る

正解: 3. 霧状放射は電気火災に適応できる場合がある

正解は3。水消火器は冷却効果が主で、霧状放射なら電気火災に適応できる場合があります。棒状は電気に不適、油火災は飛散のため不適です。

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