もっとも身近な消火薬剤が水です。冷却効果にすぐれ、木材や紙などの普通火災に強い一方、油や電気には注意が必要です。放射のしかたによる違いも押さえましょう。
せんせぇ、水の消火器って、ただ水が出てくるだけなんですかぁ?
基本はそうよ。水消火器は水の冷却効果で火を消すの。
熱を奪って温度を下げるのが得意なのよ。
放射方法には棒状と霧状がありますよね。
違いを整理したいです。
棒状は遠くまで届くけれど電気には不向き。霧状は表面を広く冷やせて、電気火災に適応できる場合もあるの。
え、水って電気ダメじゃないの?
マジで!?
棒状はダメ。
でも霧状なら水滴が細かく連続しにくいので、電気火災に適応する製品があるのよ。
じゃあ油火災は、水でもいけるんですかぁ?
それは危険。
油に水をかけると油が飛び散って燃え広がるので、水消火器は油火災には不適なの。
つまり、水消火器はA火災(普通火災)が主で、霧状なら電気にも対応、油(B火災)は不適という理解で合っていますか?
その理解で完璧。
よくまとまったわね。
普通火災は得意、油はダメ、電気は霧状ならOK……よし覚えた!
確認クイズ
水消火器に関する記述として正しいものはどれか。
- 主な消火作用は窒息効果である
- 棒状放射は電気火災に最も適する
- 霧状放射は電気火災に適応できる場合がある
- 油火災に特に適している
こたえを見る
正解: 3. 霧状放射は電気火災に適応できる場合がある
正解は3。水消火器は冷却効果が主で、霧状放射なら電気火災に適応できる場合があります。棒状は電気に不適、油火災は飛散のため不適です。