ハロゲン化物消火器は、化学的な抑制効果で火を消すタイプです。電気を通さず汚さない一方、オゾン層保護の観点から生産が規制されている点も特徴です。
先生、ハロゲン化物消火器はどんな仕組みで火を消すのでしょうか。
ハロゲン化物消火器はハロンなどの薬剤を使い、燃焼の連鎖反応を止める抑制効果で消すのよ。
抑制ってことは、粉末と同じ負触媒の仲間?
そう、同じ負触媒の作用ね。
ガス状で隅々まで回り込み、電気も通さないのが強みなのよ。
適応する火災は、何になるんですかぁ?
B火災(油)とC火災(電気)に適応するの。
汚れが残らず精密機器の近くでも使いやすいのよ。
構造としては蓄圧式ですか。
指示圧力計はどうなりますか。
蓄圧タイプだけど、二酸化炭素消火器と同じく指示圧力計は付けないの。
ここは対で覚えるといいわ。
便利そうなのに、あんまり見かけないのはなんで?
ハロンはオゾン層を壊す物質なので、国際的な取り決めで生産が規制されているの。
今は既存設備の維持が中心よ。
つまり性能は高いが環境面から新規の普及は限られる、という理解で合っていますか。
その通りよ。
性能と環境規制、両面で押さえておきましょうね。
確認クイズ
ハロゲン化物消火器の主な消火作用として正しいものはどれか。
- 除去効果
- 冷却効果
- 抑制効果(負触媒)
- 乳化効果
こたえを見る
正解: 3. 抑制効果(負触媒)
正解は3。ハロゲン化物消火器は燃焼の連鎖反応を断つ抑制効果(負触媒)が主体で、B火災・C火災に適応します。