点検の最後に位置づけられるのが耐圧性能試験です。経年で傷んだ本体容器に水圧をかけ、破裂事故を未然に防ぎます。
先生、点検の最後に耐圧性能試験というものがありますね。
これはどのような試験ですか?
耐圧性能試験は、本体容器などに水圧をかけて、漏れや変形、破損がないかを確かめる試験よ。
水圧点検とも呼ばれるの。
水圧!?
水の力で容器の丈夫さを試すってこと?
そうなの。
長く使った容器は腐食で弱っていることがあるでしょう。
それを圧力をかけて確認するの。
ふぇぇ、古い消火器は破裂すると危ないですもんねぇ…
その通り。
だから対象は、製造年から10年を経過した消火器なの。
補足すると、外観点検で腐食などが認められたものも、10年を待たずに対象になる、という理解で合っていますか?
ええ、その理解でいいわ。
傷んでいる疑いがあれば、早めに確認するのよ。
なるほど。
で、一回やったら終わり?
いいえ。
最初の耐圧性能試験のあとは、3年ごとに繰り返すの。
10年目に一回、そのあと3年ごと…しっかり覚えておきますぅ。
つまり、製造10年で最初の水圧点検、以降は3年間隔、という流れですね。
破裂事故を防ぐ大切な試験だと分かりました。
確認クイズ
消火器の耐圧性能試験(水圧点検)に関する記述として、正しいものはどれか。
- 製造年から3年を経過したものが対象で、以後10年ごとに行う
- 製造年から10年を経過したものが対象で、以後3年ごとに行う
- 設置後は毎年すべての消火器に対して行う
- 外観点検で異常があっても製造から10年までは一切行わない
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正解: 2. 製造年から10年を経過したものが対象で、以後3年ごとに行う
正解は2。耐圧性能試験は製造年から10年を経過した消火器が対象で、以後は3年ごとに実施します。外観点検で腐食等が認められたものは10年を待たずに対象となるため、他の記述は誤りです。