消火器の本体に書かれた「A-2」「B-4」といった数値。これは消火能力の大きさを表す能力単位で、実際に火を消す試験によって決められます。
先生!
消火器に『A-2』とか『B-4』とか書いてあるやつ、あれ何?
強さのこと?
鋭いわね。
それが能力単位。
消火器がどれくらいの火災を消せるかを表す数値なの。
へぇ!
でも、どうやってその数字を決めるの?
メーカーが勝手に決めるわけ?
いいえ、実際に火を消す消火試験で決めるのよ。
普通火災用のA火災模型と、油火災用のB火災模型を使うの。
補足すると、A火災模型は乾いた木材を井桁状に組んだもので、第1模型・第2模型…と大きさで区別されるのですよね。
そうね。B火災模型は角形の容器に油を張ったもので、番号が大きいほど油の量、つまり火災の規模が大きいの。
ふぇぇ、本当に火をつけて消すんですねぇ…見ているだけでドキドキしますぅ。
つまり、大きい模型の火を消せた消火器ほど、能力単位の数字も大きくなるってこと?
その通り。
数字が大きいほど消火能力が高い、と考えていいわ。
A火災はA-〇、B火災はB-〇で表すのよ。
設置本数を計算するときも、この能力単位の合計が基準になりますね。
よく覚えていたわね。
だから能力単位は、規格でも設置基準でも要になる大事な数値なのよ。
確認クイズ
消火器の能力単位に関する記述として、正しいものはどれか。
- 能力単位はメーカーが自由に設定してよい
- 能力単位は実際に火を消す消火試験によって定められる
- A火災模型は油を張った角形の容器を用いる
- 能力単位の数字が小さいほど消火能力が高い
こたえを見る
正解: 2. 能力単位は実際に火を消す消火試験によって定められる
正解は2。能力単位はA火災模型・B火災模型を使った消火試験で定められます。メーカーが自由に決めるものではなく、油を張るのはB火災模型、数字は大きいほど能力が高いので、他は誤りです。