能力単位と消火試験 — A火災・B火災模型で決まる数値

能力単位は消火能力の大きさ。A火災模型・B火災模型を使った消火試験で決まる仕組みを理解します。

編集・検証: 消防設備士乙6スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

消火器の本体に書かれた「A-2」「B-4」といった数値。これは消火能力の大きさを表す能力単位で、実際に火を消す試験によって決められます。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

先生!
消火器に『A-2』とか『B-4』とか書いてあるやつ、あれ何?
強さのこと?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

鋭いわね。
それが能力単位。
消火器がどれくらいの火災を消せるかを表す数値なの。

黒崎 サニー(びっくり) 黒崎 サニー

へぇ!
でも、どうやってその数字を決めるの?
メーカーが勝手に決めるわけ?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

いいえ、実際に火を消す消火試験で決めるのよ。
普通火災用のA火災模型と、油火災用のB火災模型を使うの。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

補足すると、A火災模型は乾いた木材を井桁状に組んだもので、第1模型・第2模型…と大きさで区別されるのですよね。

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

そうね。B火災模型は角形の容器に油を張ったもので、番号が大きいほど油の量、つまり火災の規模が大きいの。

麦倉 ふわり(びっくり) 麦倉 ふわり

ふぇぇ、本当に火をつけて消すんですねぇ…見ているだけでドキドキしますぅ。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

つまり、大きい模型の火を消せた消火器ほど、能力単位の数字も大きくなるってこと?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

その通り。
数字が大きいほど消火能力が高い、と考えていいわ。
A火災はA-〇、B火災はB-〇で表すのよ。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

設置本数を計算するときも、この能力単位の合計が基準になりますね。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

よく覚えていたわね。
だから能力単位は、規格でも設置基準でも要になる大事な数値なのよ。

確認クイズ

消火器の能力単位に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. 能力単位はメーカーが自由に設定してよい
  2. 能力単位は実際に火を消す消火試験によって定められる
  3. A火災模型は油を張った角形の容器を用いる
  4. 能力単位の数字が小さいほど消火能力が高い
こたえを見る

正解: 2. 能力単位は実際に火を消す消火試験によって定められる

正解は2。能力単位はA火災模型・B火災模型を使った消火試験で定められます。メーカーが自由に決めるものではなく、油を張るのはB火災模型、数字は大きいほど能力が高いので、他は誤りです。

黒崎サニー、栗原せながゲームセンターで協力プレイを楽しむ様子

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