いざという時に確実に使え、かつ誤って作動しないための工夫が安全栓と使用済み表示装置です。抜き方や向き、外れる仕組みまで細かく問われます。
せんせぇ、消火器の黄色いピンみたいなの、あれは何ですかぁ?
それが安全栓よ。
ふだんはレバーを固定して、ぶつけたりしても勝手に放射しないようにしているの。
使うときはそれを抜くんだよね?
どっち向きに抜くの?
携帯用の消火器では上方向に、リングを持ってまっすぐ引き抜くのよ。
ひとつの動作で簡単に抜けるようになっているの。
抜きやすさにも規格があるのですよね。
ええ。
リングは所定の内径が確保され、黄色に塗られていて、力を入れずに引き抜けるよう定められているの。
使ったかどうか、あとから見て分かる仕組みもあるんですかぁ?
あるわ。使用済み表示装置ね。
一度レバーを操作すると外れ落ちるの。
外れてたら『あ、これ使ったな』ってすぐ分かるってこと?
便利じゃん!
その通り。
点検のとき、外れていれば使用済みだと判別できるのよ。
安全栓=誤作動防止で使用前に抜く、使用済み表示装置=作動後に外れて使用を知らせる、と対で整理できますね。
きれいな整理ね。
役割の向きが逆になっている点を意識すると覚えやすいわよ。
確認クイズ
安全栓と使用済み表示装置に関する記述として正しいものはどれか。
- 安全栓は使用時に下方向へ押し込む
- 安全栓は不時の作動を防ぎ使用時に引き抜く
- 使用済み表示装置は使用前に外れている
- 使用済み表示装置は内圧を表示する
こたえを見る
正解: 2. 安全栓は不時の作動を防ぎ使用時に引き抜く
正解は2。安全栓は誤作動を防ぎ、使用時に上方向へ引き抜きます。使用済み表示装置はレバー操作後に外れ落ち、使用済みを知らせます。