消火器の安全弁・使用済み表示装置・ホースといった部品にも、それぞれ規格上の役割と取り付けのルールがあります。
先生ぇ、消火器の部品にも決まりがあるって本当ですかぁ? 安全弁って、なんだか強そうな名前ですぅ。
ふふっ。安全弁は、容器の中の圧力が異常に高くなったとき作動して圧を逃がす部品よ。
破裂を防ぐの。
へぇ!
要は圧力の逃げ道か。
全部の消火器に付いてるの?
いいえ。
二酸化炭素消火器や化学泡消火器のように、高い圧力やガスが発生するものに必要なの。
補足すると、使用済み表示装置は手さげ式消火器に設けるもの、という理解で合っていますか? 一部の消火器は除かれるようですが。
ええ、その理解でいいわ。
一度使うと外れて、使った消火器だと一目で分かる仕組みなの。
使い終わりを見分けて確実に整備するためよ。
ふぇぇ、使ったかどうか一目で分かると安心ですぅ。
最後のホースは?
あの黒い管でしょ?
あれにも決まりがあるの?
あるのよ。
原則はホースを設けるけれど、薬剤量が少ないものは省略できるの。
例えば粉末消火器で薬剤が1kg以下のもの、ハロゲン化物消火器で薬剤が4kg未満のものは、ホースを設けなくてもよいのよ。
つまり、量が少ない小型の消火器はホースを省略できる場合がある、ということですね。
その通り。
それと二酸化炭素消火器は、先端にホーンというラッパ状のノズルが付いているのが特徴よ。
なるほど、CO2はホーン付きね!
部品にもちゃんと理由があるんだな。
確認クイズ
消火器の部品の規格に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 安全弁は容器内の圧力が異常に上昇したとき作動する
- 使用済み表示装置は主に手さげ式消火器に設けられる
- 二酸化炭素消火器の放射ノズルはホーンと呼ばれる
- ホースはすべての消火器に必ず取り付けなければならない
こたえを見る
正解: 4. ホースはすべての消火器に必ず取り付けなければならない
正解は4。ホースは薬剤量が一定を超える消火器に必要ですが、量が少ない小型の消火器では省略できる場合があり、すべての消火器に必須ではありません。安全弁・使用済み表示装置・ホーンの記述は正しい内容です。