部品どうしをつなぐ代表的な方法が、ねじによる締結と、溶接による接合です。それぞれの基本用語を押さえましょう。
先生、機械の部品を固定するねじには、いくつか用語があると聞きました。
整理していただけますか?
いいわよ、せなさん。
ボルトのように外側にみぞがあるのがおねじ、ナットのように内側にあるのがめねじ。
この二つが組み合わさって締結するの。
では、ねじ山の間隔を表すピッチと、ねじを一回転させたときに進む距離であるリードの違いは何ですか?
いい質問ね。
一般的な一条ねじでは、ピッチとリードは同じ値になるの。
ねじ山が一本だから、一回転でちょうど一ピッチ進むのよ。
へー。
ねじって使ってるうちに緩んでくるけど、あれ防げないの?
防げるわ。
ナットを二重にしたり、ばね座金を挟んだりする緩み止めという工夫があるのよ。
ふぇぇ〜、次は溶接ですかぁ?
そうよ。溶接は、接合したい金属そのものを高温で溶かして一体化させる方法なの。
強くしっかり接合できるのが特徴ね。
それに対してろう付けは、母材は溶かさず、母材より融点の低いろう材だけを溶かして接合する、という理解で合っていますか?
合っているわ。
溶接は母材を溶かす、ろう付けは母材を溶かさない。
ここが決定的な違いよ。
ふふっ、試験でもよく問われるの。
確認クイズ
ろう付けの特徴として正しいものはどれか。
- 母材そのものを溶かして一体化する
- 母材は溶かさず、ろう材を溶かして接合する
- 母材を蒸発させて接合する
- 金属をねじだけで機械的に留める
こたえを見る
正解: 2. 母材は溶かさず、ろう材を溶かして接合する
正解は2。ろう付けは母材を溶かさず、母材より融点の低いろう材を溶かして接合します。母材そのものを溶かすのは溶接です。