鋼の熱処理(焼入れ・焼戻し・焼なまし・焼ならし)

焼入れで硬く、焼戻しで粘り、焼なましで軟らかく、焼ならしで組織を整える四処理を学びます。

編集・検証: 消防設備士乙6スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

鋼は加熱と冷却の仕方を変えることで、硬さや粘りを調整できます。代表的な四つの熱処理を整理します。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

今日は鋼の熱処理を学ぶわね。
加熱と冷却の組み合わせで、鋼の性質を自在に変えられるのよ。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

刀を作るとき、真っ赤に熱して水にジュッてやるやつ?
あれも熱処理?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

まさにそれが焼入れよ、サニーちゃん。
高温に加熱してから水や油で急冷すると、鋼はとても硬くなるの。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

補足すると、焼入れで硬くなった鋼はもろくなりがちです。
そこで次の処理が必要になりますね。

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

そう。
焼入れのあと、もう一度低めの温度に加熱してゆっくり冷ますのが焼戻し。
硬さを少し落とす代わりに、粘り強さを与えるの。

麦倉 ふわり(びっくり) 麦倉 ふわり

ふぇぇ〜、焼入れで硬く、焼戻しで粘りを足す…セットなんですねぇ。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

よく分かったわね。
逆に、加熱してからゆっくり冷まして軟らかくするのが焼なまし。
加工しやすくしたり、内部のひずみを取ったりするのよ。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

もう一つ、焼ならしは加熱後に空気中で冷やし、組織を均一に整える処理だと理解しています。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

その通り。
焼入れは硬く、焼戻しは粘り、焼なましは軟らかく、焼ならしは組織を標準に、と対で覚えるといいわ。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

要は、冷やし方が速いほど硬くなって、ゆっくりほど軟らかくなるってことか!

確認クイズ

鋼を高温に加熱したのち急冷して、硬くする熱処理はどれか。

  1. 焼なまし
  2. 焼ならし
  3. 焼入れ
  4. 焼戻し
こたえを見る

正解: 3. 焼入れ

正解は3。加熱後に急冷して硬くする処理は焼入れです。焼戻しは粘りを与え、焼なましは軟らかくし、焼ならしは組織を整えます。

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