気体は圧力や温度で体積が変わります。消火器の加圧ガスにも関わる、ボイルの法則とシャルルの法則を学びます。
ふぇぇ〜、風船を手で押すと小さくなるのは、空気が縮んでるからですかぁ?
そうなの、ふわりちゃん。
それを表すのがボイルの法則よ。
温度が一定のとき、気体の体積は圧力に反比例するの。
補足すると、圧力を二倍にすると体積は二分の一になります。
圧力×体積が一定に保たれる、という関係ですね。
自転車の空気入れを指でふさいで押すと、押し返してくるのもこれか!
圧力を上げると体積が縮もうとするんだね。
いい例ね。
もう一つ、温度に関する法則もあるのよ。
ふぇぇ〜、温めるとどうなるんですかぁ?
シャルルの法則ね。
圧力が一定のとき、気体の体積は絶対温度に比例するの。
温めると膨らみ、冷やすと縮むのよ。
ここで大切なのは、日常の摂氏温度ではなく絶対温度で考える点です。
絶対温度の単位はケルビン(K)ですね。
へこんだピンポン玉をお湯につけると膨らんで戻るの、あれがシャルルの法則か!
要は温めると気体が膨らむってことね。
その通り。
そして二つをまとめたのがボイル・シャルルの法則で、気体の体積は圧力に反比例し、絶対温度に比例するの。
消火器の加圧ガスの挙動もこれで説明できるのよ。
圧力と温度で体積が変わる…えへへ、なんとなくつかめましたぁ。
確認クイズ
温度一定で、圧力100kPa・体積2Lの気体を、圧力200kPaに変えたときの体積はいくらか。
- 0.5 L
- 1 L
- 2 L
- 4 L
こたえを見る
正解: 2. 1 L
正解は2。ボイルの法則より圧力×体積は一定です。100kPa×2L=200なので、圧力200kPaのときの体積=200÷200=1Lです。