防火対象物は、火災危険の大きさに応じて『特定』と『非特定』に分かれます。判断基準と規制の差を理解しましょう。
先生、質問があります。特定防火対象物と非特定防火対象物の違いを、判断基準から整理したいのですが。
いい着眼ね。
ポイントは『不特定多数の人が出入りするか』よ。特定防火対象物は劇場・百貨店・飲食店・ホテル・病院のように、不特定多数が利用し火災危険が大きいものなの。
じゃあ非特定のほうは?
非特定防火対象物は、事務所・共同住宅・学校・工場のように、利用者がだいたい決まっているものね。
ふぇぇ、お店やホテルは知らない人がたくさん来るから危ないってことですかぁ?
そうですね。
避難に不慣れな人が多いほど危険が高い、という考え方です。
だから特定防火対象物は規制が厳しくなります。
規制が厳しいって、具体的にどう違うの?
たとえば点検報告の頻度ね。
特定は1年に1回、非特定は3年に1回と、特定のほうが頻繁に報告を求められるのよ。
つまり、危険度に応じて義務の重さが変わる、という理解で合っていますか?
ええ、その通り。
判断に迷ったら『不特定多数か』を基準にするといいわ。
確認クイズ
特定防火対象物に該当するものはどれか。
- 事務所
- 共同住宅
- 飲食店
- 小学校
こたえを見る
正解: 3. 飲食店
正解は3。飲食店は不特定多数が出入りする特定防火対象物です。事務所・共同住宅・学校は非特定防火対象物に分類されます。